「サステナブルなチョコレート」の物語の始まり──meiji THE Chocolateの香味の秘密 #1
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「サステナブルなチョコレート」の物語の始まり──meiji THE Chocolateの香味の秘密 #1

明治 ザ・チョコレート

袋を開けると広がるカカオのいい香り。meiji THE Chocolateがこんなに濃厚なカカオの香りを放ち、産地ごとの味の違いも楽しめるのはなぜ? 新たにスタートする連載企画「meiji THE Chocolateの香味の秘密」では、カカオ豆の生産現場や、商品開発のエピソードなどをご紹介しながら、meiji THE Chocolateのカカオ豆の香味の裏に隠された秘密を解き明かしていきます。
今月からは3回にわたって、meiji THE Chocolateがおいしいだけではない「サステナブルなチョコ」と呼べる理由に迫ります。おいしいチョコレート作りのベースには、カカオ豆農家と明治が築いてきた協力関係があったのです。

すべては「チョコレート生産の上流を知ろう」から始まった

明治のロングセラー商品「明治ミルクチョコレート」が発売されたのは、1926(大正15)年のこと。当時から現在に至るまで明治に根付く、チョコレート作りのこだわりのスタイルがあります。それは、「BEAN to BAR」。明治が原料のカカオ豆(BEAN)の選定から板チョコレート(BAR)の製造までを一貫して手がけ、おいしいチョコレートを作るというものです。明治のチョコレート製品は、約1世紀にもわたってこの考えに基づいて作られてきました。

ただ、明治がカカオ産地に足を踏み入れたのは実は最近のこと。それまでは、商社を通じて入手したカカオ豆について、品質を含むさまざまな研究をしていました。カカオ豆とはカカオの木になる実の種のことですが、そのカカオの木がどのように育てられ、カカオ農家さんの手によりどのように作られているのかといったところまでは、直接目にしていたわけではなかったのです。

カカオ70%のmeiji THE Chocolateのラインナップ

もっとおいしい、品質の良いチョコレートを作るには、カカオ農家とともにカカオを究める「From FARM」を目指すべき──そう考えていた明治社員たちの間では、2000年代初頭、ある想いが強くなっていました。

「生産工程の上流を知り、カカオ豆の生産から明治が関わる最高品質のチョコレートを作ろう」

世界各地のカカオ農家との接点を持つ試みが始まったのです。

チョコレートの香味はカカオで変わる

カカオの生育地域は「カカオベルト」と呼ばれる、赤道を挟んで南北緯20度以内の、高温多湿の地域に集中しています。日本列島はこのカカオベルトから外れているためカカオを生産することが難しく、カカオ豆の調達は原産国からの輸入に頼っています。

従来の明治は、明治の独自性のあるカカオ豆ではなく、商社が提案するカカオ豆の中から品質の良いものを選んで購入していました。もちろんそれでも品質の高いカカオ豆を買うことはできますし、おいしいチョコレートを作ることも可能です。しかし、より自分たちの理想に近いチョコレートを作るには、明治がカカオ豆の生産農家に、「こういう品質の豆を作ってください」と直接リクエストすることが必要不可欠でした。

ぶどうの品種や産地によってワインの味や香りが変わるように、チョコレートもカカオ豆の品種や産地によって香味が変わります。明治の理想を実現するためには、各産地でカカオがどのような工程で作られているのか、どの工程で香味に変化が生じるのかを詳しく知る必要があったのです。

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世界の産地で作られ日本に入ってくるカカオ豆

カカオ豆農家を一軒一軒回るところからスタート

明治のプロジェクトメンバーがカカオ産地に初めて足を踏み入れたのは、2005年。しかし、当初は現地の人たちから歓迎されたわけではありません。

最初の反応は、「あんたたち誰?」「何しに来たの?」──カカオ農家の方たちからすれば、日本人を見るのも初めて。わざわざ何のためにやって来たのか、全く理解できなかったのです。

そこで、まず明治社員たちはカカオ農家を一軒一軒訪問。自分たちが何者か、何のために来たのか、どんなことを一緒にやりたいと思っているのか、自分たちの考えを説明することから始めました。

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調査のために訪れたベネズエラ

最初の年は、コミュニケーションを取ることに軸足を置いてのカカオ農家訪問。この時はまだ、明治社員の中にも「サステナブル」や「支援」といった意識はありませんでした。あくまでおいしいチョコレートを作るために、カカオ豆についてもっと知りたいという想いで訪れていました。

しかし、現地調査が進む中で、明治社員は現地のカカオ農家がさまざまな困りごとに直面していることを目の当たりにしました。商社から購入するだけでは知り得なかった現地の様子、カカオ農家の状況を知り、明治として何ができるのかを考えて2006年に始まった取り組みが、「メイジ・カカオ・サポート」でした。

メイジ・カカオ・サポートとは、いったい何か。次回は、現在まで続くプロジェクトの中身に迫ります。

そのほかのザ・チョコの“香味の秘密”シリーズはこちら

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明治 ザ・チョコレート
袋を開けると、広がる香り。産地の個性をダイレクトに伝えるチョコレート、meiji THE Chocolateの公式note【DISCOVER THE CHOCOLATE】です。チョコレートを大人の嗜好品にするために、明治が試行錯誤して生まれた4つの香味の秘密を掘り下げます。